feliceveda beauty tips!012
化粧水の素材とお肌の関係(4) 美白したい時
「色白は七難隠す」という ことわざをご存知でしょうか。昔から、肌が白いことは美人の条件のひとつと言われていました。
お肌を美白したい時、どんな化粧水を選べば良いのでしょう。
美白化粧水に含まれる成分の1つに「ビタミンC誘導体」があります。美白といえばビタミンCが有名ですが、ビタミンCを直接肌にのせると紫外線で酸化し、シミの原因になってしまいます。
そこで開発されたのがビタミンC誘導体。肌の奥へ侵入して、体内の酵素と反応してビタミンCとなる成分です。抗酸化力が強く、メラニン色素を黒くする酵素「チロシナーゼ」の働きを止める作用があり、美白につながります。
そのほか、メラニン色素の合成を阻害する働きがあるものに「アルブチン」があります。美容成分として厚生省も認めている成分で、植物由来の天然成分です。
ほかにも日本酒の杜氏(とうじ)の手が白いことに注目して発見された「コウジ酸」、消炎作用でダメージを受けた肌の回復を早めることでシミの新陳代謝を活発にする「トラネキサム酸」など、多くの美白成分が日々開発され、登場しています。