抗酸化力のウソ・ホント!? 第8回 代表的な抗酸化物質とその効能

【ポリフェノールのフェノール酸系①】
約6000種類以上もあるポリフェノールはフラノイド系とフェノール酸系に分けることができます。
約90%は色素成分でできているフラノイド系です。
残りの色素以外でできた成分、フェノール酸系になります。
「リグナン」…ごま
ゴマなどに含まれるセサミンがよく知られています。
免疫力が上がる効果や、コレステロールの抑制、肝機能の改善など多岐にわたる効果があります。
ごま油が酸化しにくく、身体に良いと言われているのもセサミン抗酸化作用によるものです。
セサミンは脂溶性の成分なので、血液中だけでなく肝臓の活性酸素にまで効果が期待できます。
「ジケトン類」…クルミ、生姜
ウコンや生姜に含まれるクルクミンという成分があります。
黄色の色素成分で、肌を引き締める効果があります
また肝機能を良くする働きがあるのでアルコールの分解を促進します。
「クロロゲン酸」…コーヒー、じゃがいもの皮、ごぼう、プルーンなど
双子葉植物の種子や葉に含まれています。
生のコーヒー豆からは5~10%と多く含まれていますが、
残念ながら焙煎されるとほとんどなくなってしまうと言われています。
”クロロ“には緑がかった という意味もあり、クロロゲン酸の色も緑っぽいです。
抗酸化作用で、酸化の予防と活性酸素が作られるのを阻害します。
【SOD=スーパーオキシドジスムターゼ】
抗酸化物質のひとつにSOD酵素とよばれるスーパーオキシドジスムターゼがあります。
活性酸素の除去をしてくれる成分として注目されている抗酸化酵素です。
SODの働きは、活性酸素であるスーパーオキシドを酸素と過酸化水素に分解します。
過酸化水素ではまだ活性酸素の種類になりますね。
そこで次に登場するのがカタラーゼやグルタチオンノキシターゼの抗酸化物質が活躍して
過酸化水素を無害の水に変化させるのです。
まだ連携プレイは続きますよ。
それでも過酸化水素の増加に間に合わないときには、ビタミンB2が活躍するのです。
SODのすごいところは、ほかの酵素に比べて倍の速度で酸化物を抗酸化させることです。
SODの中でもいくつか種類がありますが、どれも金属原子を含んでいるのが特徴です。
体内で作られるSODは加齢と共に減少していくので、
維持するためにも銅・亜鉛・マンガンを含む食品を心がけてみましょう。
牛レバーやしゃこ、ほたるいかは銅を含んでいます。
牡蠣、豚レバー、貝類は亜鉛を含み、
生姜、葉生姜、日本茶にはマンガンが含まれています。
もちろんサプリメントからも補給できますが、日頃の食事に取り入れて摂取できます!
以上、担当ナカノでした☆