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キャリアオイルとエッセンシャルオイル

アロマテラピーの施術などで使うトリートメントオイルは、
「キャリアオイル」「エッセンシャルオイル」を加えて作っています。
普段エッセンシャルオイルの効果効能に注目しがちですが、
エッセンシャルオイル(精油とも呼ばれています)だけを使用することはありません。
とても濃厚な液体なのでそのままの現役ではお肌への刺激が強すぎて逆効果になってしまうからです。
日本ではたいていエッセンシャルオイルの濃度が1%以下になる割合で作られています。

 

たとえば
キャリアオイル50mlだとエッセンシャルオイル0.5mlの割合になります。
エッセンシャルオイル瓶のふたについているスポイトのようなものをドロッパーと言いますが、
このドロッパーで10滴分です。
ドロッパーはそのオイルの粘性に合わせて設計されているので、どのエッセンシャルオイルも
1滴=0.05ml
になっています。
お肌が敏感な方はエッセンシャルオイル0.5%の量から始めることをお勧めします。
海外では2~3%の割合だそうです。
自分に合った割合を理解してオイルの効果効能を引き出したいですね。

 

オイルでキャリアオイルの割合がほとんどだとわかったところで、
キャリアオイルの選択もかなりの重要性があることが理解できますね。

 

エッセンシャルオイルの成分を体内に運ぶ「carry」という意味でキャリアオイルと呼ばれています。
アロマテラピーで使うキャリアオイルはベースオイルとも呼ばれています。

 

エッセンシャルオイルは脂溶性で油に溶けます。成分はアルコールに近いこともあって気化してしまいます。
逆に、エッセンシャルオイルが浸透するのを助けるキャリアオイルはほとんどが植物油です。

 

エッセンシャルオイルと違って匂いはなく気化することもありません。
だからトリートメントオイルとして成分を全身に届けることができるのです。

 

湿や皮脂を整える作用と老化防止作用があるのが多いのでスキンケアには最適です。
主要なキャリアオイルは37種類ほどあり、各々含まれる成分作用が違います。

そして質感や粘性も違うので、
トリートメントオイルとして、スキンケアとして、ヘアケアとしてそれぞれの目的によって使用する種類を変えます。

 

キャリアオイルには様々な使い方があるので、自分のスキンケアを手作りすることも可能です。

 

以上、担当ナカノでした☆