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feliceveda beauty tips!003

「表皮」の内側にある「真皮(しんぴ)」。
厚さは表皮の約10倍はありますが、それでもたったの2mm。
発汗による老廃物の排出をおこない、肌の新陳代謝をつかさどっています。

真皮は「コラーゲン」「エラスチン」が存在している場所です。
美肌のキーワードである「ハリ」「弾力」は、真皮が重要な役割を持っています。

コラーゲンは編目状に張り巡らされていて、エラスチンはその間でバネのようにコラーゲン繊維を支えています。
そしてこれらの隙間は、水分を含んだゼリー状のヒアルロン酸などで埋めつくされています。
こうして潤いと弾力に満ちた真皮組織は、クッションのようにやわらかく皮膚を守っているのです。

古くなったコラーゲンやエラスチンは、日々分解されたり新しく作られたりします。
その司令塔となるのが「繊維芽細胞」。
老化や紫外線などの影響で、この繊維芽細胞は弱り、コラーゲンやエラスチンの生産量が減ります。
すると肌の回復が遅れ、シワやたるみとなってしまうのです。

真皮内のコラーゲンやエラスチンを減らさないようにすることが、美肌を保つ秘訣といえそうです。