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feliceveda beauty tips!002

肌の一番外側にあるのが「表皮」です。

「表皮」は薄さ約0.2mmで、細胞分裂の過程で4つの状態に変化します。
からだの内側から
「基底層(きていそう)」
「有棘層(ゆうきょくそう)」
「顆粒層(かりゅうそう)」
「角質層(かくしつそう)」と変化していき、
最後は垢となって角質層から剥がれていきます。

皮膚が生まれて剥がれ落ちるまでを「ターンオーバー」と呼び、
通常健康的な人でそのサイクルは約1ヶ月といわれています。

「基底層」は真皮にもっとも近くある層で、新しい表皮細胞をつくります。
シミの原因となる「メラニン色素」を作るメラノサイトも、この基底層にあります。

「有棘層」「顆粒層」は、基底層で生まれて表面までたどりつく途中の細胞の層を差します。
有棘層には肌への刺激を感知するセンサーの役割があります。

「角質層」は一番外側にあり、セラミドという脂質が細胞同士をセメントのようにつないだ構造になっています。
セラミドは水分の蒸発を防いで肌を瑞々しく保ったり、外界の刺激から肌を守ります。

このような重要な役割があるにも関わらず、角質層は薄さ約0.02㎜。
なんとラップフィルム並の薄さです。肌をお手入れする時は、やさしく扱ってくださいね。