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エッセンシャルオイルの種類と特徴 第6回 ハーブ系ローズマリー

ハーブ系のエッセンシャルオイルのなかで、ミント系とともに根強い人気を誇っているのが、「ローズマリー」です。
「ローズマリー」は、もともと地中海沿岸地方の方で生息しているシソ科の植物ですが、

日本でもハーブの一種としてかなり出回っているので、

ハーブや花にあまり興味がない方でもその名を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
そんな「ローズマリー」は、実は「ローズマリー」の中でも3種類に分けられるんです。

これは、栽培された地域によって異なるのですが、

 

・モロッコ産の「ローズマリー・シネオール」
・コルシカ島産の「ローズマリー・ベルベノン」
・フランス産の「ローズマリー・カンファー」

 

の3種類に分けられます。

これらは、香りや成分、効能もそれぞれ少し異なっています。

 

「ローズマリー」の香りは、ちょっと苦手だなぁと思っている人でも、

実は違う匂いのする「ローズマリー」もあるので表記を詳しく見たほうがいいですよ。

日本で出回っているのは、「ローズマリー・シネオール」、「ローズマリー・ベルベノン」の2種類です。

 

「ローズマリー・シネオール」

「ローズマリー・シネオール」は、ローズマリー独特の清涼感を持ち合わせていて、

フレッシュさがとても感じられる香りを放つのが特徴です。
全体的にスッキリとした印象が強いので、心を落ち着かせることができますよ。

 

こんな時におすすめ!
・精神的な疲労など心に乱れがあるとき
・集中力や記憶力を高めたいとき
・前向きになりたいとき

 

また「ローズマリー・シネオール」は、シネオールと言う独自の成分が

鼻や喉などの呼吸器系の不調にも効果的であるなど、独特な効能を持ち合わせています。
「ローズマリー・ベルベノン」

「ローズマリー・ベルベノン」は、シネオールより少し清涼感が強い感じで、スーッとした刺激があるのが特徴です。
心への効能は、シネオールとほとんど同じで心を落ち着かせる効果があります。
こんな時におすすめ!
・精神を安定させたいとき
・意欲がわかないとき
・元気が無いとき

 

「ローズマリー・ベルベノン」に含まれているベルベノンと言う成分は、

肝機能の調整、脂肪溶解、代謝促進などの効果があり、

他のローズマリーよりも効能面で優れています。

2つのローズマリーを比べると明らかに香りも異なるので、

ローズマリーを使用する際は、効能面を考慮して選択してみるのもいいかもしれませんね。

 

以上、担当ナカノでした☆